古代の髪型と言葉「です」「ます」も明治以降の言葉です

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髪型

のっけから聞き慣れない言葉ですが、古代人はどのような髪型をしていたのか?

古代の髪型については、古史や埴輪などから一応推測することができます。

男性の髪型としては、垂(すい)髪(はつ)、美(み)豆(ず)良(ら)、

頂(たぎ)髪(ふさ)の三種類が知られている。

美豆良は、髪を中央から左右に分けて束ね、

首筋まで垂らしたあと、輪を描くように結ぶ髪型である。

輪は、ひとつの場合と、ふたつの場合があったという。

女性の髪型に目を向けると、垂髪、一(いっ)髻(けい)、

二髻、小二髻、島田、断髪の六種類も

あったとされるが。そのうち、島田は、頭頂部に髪を平たく

畳んで束ねたもの。装飾具として、勾玉の首飾りは、男女共用で、

女性は、日陰(ひかげの)蔓(かずら)など

草木の枝葉を頭の回りに巻いて飾りとしていた。

江戸時代、盛んに結われた島田髷の原点ともいえる髪型が、

古代の時点で早くも見られるのは、

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驚きですが、逆からみれば、古代から人間は、

あまり変わっていない、とも言えるのではないか。

古代からあまり変わらないものもあるが、

もっとも変遷の激しいものとしては、言葉があり。

たとえば、現在では、丁寧なことばとして使われる文末の「です」があります。

この「です」は、明治以降の新しい言葉で、江戸時代以前は使われなかったといわれる。

しかも、当初は遊里や芸人の言葉であり、丁寧な言葉ではなかった。

もともとは、「でござります」と言うべきところを、芸人たちは「であんす」とか「でやんす」

と縮めて言ったのですが、さらに縮めて「です」といったのが始まりのようです。

時代小説でも「です」は普通に使用され、わたしたちも違和感なく、読んでいますが、

登場人物が話す言葉として本当は相応しくないと言えます。

もっとも、芥川龍之介は、自らの時代小説の中で、「です」を一切排除したかと思うと、

情緒の加わる「ございます」を排除して、簡略で断定的な「です」を意識的に使い、

屈折した心理を描き出そうとしたというから、時代考証的に間違っていたとしても、

一概に責めるわけにはいかないようです。映画やテレビなどで時代劇などを見ていると、

その言葉使い方などは現代とは随分違いが見られ興味深い。



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