日本昔話は実はこんなにもおもしろかった!(教えがテーマ)

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日本昔話は実はこんなにもおもしろかった!

日本昔話というと、道徳心の教育や危険な事はしないなどの

教えがテーマとなったお話しが多いです。

その中で一際目を引くお話があります。

それが、「そら豆の黒い筋」です。皆さんはこのお話をご存じでしょうか。


昔話
登場人物はそら豆とワラと墨です。

そら豆の黒い筋はどうして入っているのか?という

疑問に昔話風にアレンジして解釈された物語です。

そら豆とワラと墨が旅をしていると、橋のない川に出くわし、

ワラが自分が橋になろうと言いその上を墨が歩くと

熱で燃えてしまいワラも墨も川へ落下してしまいます。

その光景をみたそら豆が馬鹿だなと爆笑したところ、

笑いすぎて頭がはじけてしまいます。

痛い痛いと泣いていたら通りすがりの女の子が

「人の不幸を笑ってはいけないよ」と言い、

黒い糸で縫い合わせてくれました。

それがそら豆の筋が黒い理由です。

つまり爆笑して頭がはじけただけという

何ともおもしろいお話しではありますが、

率先して第三者を助ける心を持つこと、

そして人を馬鹿にしたり笑い者にしては

いけないよという教育的なお話しです。


きじ

「キジも鳴かずば」犀川(さいがわ)という川のほとりに、

小さな村があった。この川は毎年秋の大雨になると氾濫し、

村人を困らせていた。この村に弥平という父親と

お千代という娘が二人で暮らしていた。

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お千代の母親も先の洪水で亡くなってしまっていた。

ある年の秋、お千代は重い病にかかるが、

貧乏な家なので医者も呼ぶことができない。

お千代はかつて一度だけたべたことのある

あずきまんまが食べたいと言う。

小豆を買うお金のない弥平は、

地主の倉から米と小豆を盗んで、

お千代に食べさせてやった。その甲斐あってか、

お千代はすっかり良くなった。


昔01

お千代は父親が畑仕事に出かけているあいだに、

手まり歌で「あずきまんまたべた」と歌ってしまう。

その夜からまた雨が激しくなり、

村人たちは咎人を人柱にしようと相談しあった。

そこでお千代の手まり歌を聞いた者が、

弥平が地主の倉から盗みを働いたことを話すと、

弥平は役人にひったてられて、

人柱として川のほとりに埋められてしまった。

お千代は何日も何日も泣き続けたが、

ある日ぴたりと泣きやみ、

それ以後一言も口を聞かなくなってしまった。

それから何年もの年月が流れた。

猟師がキジの鳴く声を聞いて鉄砲で撃ち落とした。

キジの落ちたところに向かうとお千代がキジを抱いており、

「雉よ、おまえも鳴かなければ撃たれないですんだものを」

とつぶやく。お千代は自分が手まり歌を歌った

ばっかりに父親を殺されてしまったことをキジに

重ねてそう言ったのだ。それ以後、お千代の姿を見た者はいない。

子どもたちの心を掴むキャッチーなお話しの裏には

こうしたメッセージが込められているのですね。

そう考えてみると、感動する日本昔話だけではなく、

他のお話しにも注目したいですね。



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